今日はちょっとまじめな話で

今回はプロダクションへの所属について小言を書きたいと思います。

縁あって当社に登録していただいた方々はすべて自分のやりたいことがあって登録して頂いていると思います。

読者モデルでちょこっと媒体に出られらばいいと思っている方、通行人でドラマや映画に出てみたい方から本気で芸能界の仕事をしたい人、中には自分を高めたいと思っている方や引っ込み思案の自分を変えたいと思っている方まで様々な方が登録しています。

会社として皆大切な財産の方ですが中でも一番大切なのは将来の事務所の一部を担ってくれる方です。

本気で将来タレントや役者を目指す方は会社も将来を考えて応援したいと思っています。

ただ残念な事に意気込みがなかなか伝わってきません。

プロダクションに入ったら誰でも仕事がもらえて、売り出してもらって・・・・・

なんて考えている人は今時いないと思いますが学校と違い競争ですからやる気がない、意気込みがない方はどんどんおいていかれます。

この仕事は人気商売ですから周りの人の応援がないと成り立ちません。

一番身近なスタッフが応援したいと思わなければその先にいる方々には伝わりません。

周りのスタッフに応援されるというのもひとつの才能だと思います。

以前、こんな話がありました。

映画の撮影現場で撮影終了後打ち上げがありました。

その打ち上げの席で今回の撮影のMVPを決めようという事になりその映画の主役の役者さんがそのMVPを選考することになりました。

そしてMVPに選ばれたのは主役の役者でもなく出演者でもなく監督でもなくプロデューサーでもなく一番下っ端の弁当の買い出しや機材を運ぶADの男性でした。

選ばれた男性はもちろんびっくりしました。

それと同時に「こんな下っ端の自分の事もしっかり見ていてくれたんだ」と感激したそうです。

この映画の主役でADの男性を選んだ役者さんは「哀川 翔」さんです。

この出来事で下っ端のADの男性は哀川さんの大ファンになったのは言うまでもありません。

選ばれたADの方だけでなくその場に居合わせたスタッフすべてが哀川さんの気配りや、

対応に感激して「また仕事がしたい」と思わせるのです。

周りの方々を虜にするこれも一種の才能だと思います。

ですから皆さんも自分の夢のためには周りの方にどれだけ応援して頂けるかが鍵になると思います。

当社もいろいろな方々からの応援があり、成り立っていますので。


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