皆さんの夢はなんですか?
私の夢は幼少期は歌手でした。
そして中学生ぐらいになり自作の曲を歌うシンガーソングライターになりたいと思いました。
高校生の頃、バイト代を貯めて買ったギターを抱えてヤマハのコンテストを受けました。
もちろん、あっさり不合格でした。
「歌唱力では勝てないからいい曲を作ろう!」と意気込んで高校生の時は毎日1つ詩を書きました。
時には短辺小説も書きました。
そして就職し社会に出ると会社の仲間達と飲み歩くのが楽しい日々となり音楽の事など忘れていました。
そしてその後、お金を貯めて音楽をやろうと一代決心して佐川急便に入社しました。
当初の給料は30万円から始り営業成績を上げるとどんどん給料が上がり最終的には月収97万円となりました。
20代の若者がそれだけのお金を得るとろくなことに使いません。
高級外車を買ったりとどんどん、お金は消えていきました。
お金を貯めて音楽をやるはずでは?
仕事をしているうちに音楽はどんどん遠のいて行きました。
ここまでは誰でも起こる事だと思います。
ですがある時、転機が来ます。
佐川急便で仲の良かった同僚が人身事故を起こして被害者の高校生は植物人間になってしまいました。
それを聞いて怖くなりだんだん運転するのが怖くなりました。
そして退社をすることになります。
退社後は1年間遊んで暮らし今後何をやるか決めました。
まずはコンピューターを覚えたいと思いMacを扱う会社に入社しました。
そしてその後、独立してコンピューターソフトの販売会社を立ち上げます。
ですがたった1年で会社を潰してしまいました。
そして次に思いついたのがタレントのマネージメントをしようと思い、芸能プロダクションを起業しました。
本当は音楽事業をやりたいのに実際には他の芸能の仕事をひたすらやってきました。
音楽はすごく敷居の高い業種だったのです。
ですが機材の発達や様々な理由で安価で楽曲制作ができるようになりました。
子供の頃から思い続けて50年近く経ってやっと音楽事業に辿り着きました。
だからZIPANGの事業は必死にやっているつもりです。
そして今回、テレビ東京さんからお声がけ頂き音楽オーディション番組「#めをとじ」さんとタイアップさせてもらえる事になりました。
このタイアップにあたり、参加されている方の歌を50曲ぐらい聴かせて頂きました。
単純に頑張ってる若い素質のある人のお手伝いをしたいというのが本当の気持ちです。
自分が諦めてしまった夢を新しい世代の方に実現して欲しいと願っています。
それが今の自分に出来る事だと信じています。
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